top of page

木田厚瑞 医師の医療コラム
― 病気に向かい合う晴耕雨読の生活 ―
検索

No.12 包括的呼吸リハビリテーション
2019年10月15日 COPD(慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)の治療は「薬による治療」と並び「薬以外の治療」を組み合わせて行うことが大切です。 後者には、禁煙だけでなく適切な運動や、栄養の改善などがあり体力を改善し、行動範囲を広げ、「増悪」を起こさないように一人...
2019年10月15日
閲覧数:3,291回
No.11 重症喘息をどのように治療するか
2019年10月11日 喘息がどのくらい重症かは、患者さんの日常生活がどのくらい影響を受けているか、発作によりいのちに関わる危険がないか、の判断が必要になり大切です。 ここでは、欧州呼吸器学会・欧州呼吸器財団が喘息の予防・治療に従事している看護師や理学療法士など医療者向けに...
2019年10月11日
閲覧数:5,976回
No.10 COPDの治療方針をどのように立てるか
2019年10月4日 COPD(慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)は複雑な病気です。 呼吸器の病気ですが、肺の内部におこる複雑な病変に加え、心臓病など肺以外の多数の臓器に病変が起こることからCOPDは複合病といわれています。...
2019年10月4日
閲覧数:424回
No.9 危険が増すCOPDと睡眠時無呼吸症候群の合併
2019年10月1日 慢性の病気では重なりあうと治療が複雑化するだけでなく、どちらか単独よりも入院回数が増え、生存期間が短くなることが知られています。 COPD(慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)は中高年に多い病気です。他方、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)もまた中...
2019年10月1日
閲覧数:3,654回
No.8 COPDは四肢の筋力低下が問題
2019年9月20日 COPD (慢性閉塞性肺疾患:肺気腫、慢性気管支炎)が怖いのは、息切れが次第に強くなり、行動範囲が狭くなり、入退院をくり返し、やがて寝たきりに近い生活になることです。 Q. COPDが進行するとどうなるか...
2019年9月20日
閲覧数:10,841回
No.7 誤嚥性肺炎はなぜ治りにくいか
2019年9月18日 人口の高齢化が進み、肺炎が死亡原因の上位に上がっています。 死亡後に行われる病理解剖の所見では高齢者の肺炎はほとんどが気管支肺炎です。つまり気管支を伝って上流から下流へと病気が広がる形式が多く、この主な原因は誤嚥性肺炎と考えられています。...
2019年9月18日
閲覧数:85,419回
No.6 閉塞性睡眠時無呼吸症候群で酸素療法はCPAP治療の代わりになるか
2019年9月11日 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は睡眠中にくり返して呼吸が停止し、その結果、血液中の酸素濃度が低下し、その影響が全身の臓器に及ぶ病気と考えられています。 OSAの治療ではCPAP治療は効果が期待できる治療として確立していますが、決められた通りに治療が...
2019年9月11日
閲覧数:15,911回
No.5 閉塞性睡眠時無呼吸症候群とはどのような病気か
2019年9月10日 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、わが国でも新幹線の運転士の居眠り事件などから注目されるようになりましたが、歴史的には肥満者の多い欧米が出発点です。OSAとはどのような病気なのか。その概要を分かりやすく解説した論文が米国で最も評価の高い臨床雑誌に発...
2019年9月10日
閲覧数:1,244回
No.4 閉塞性睡眠時無呼吸症候群は認知症の発症に関係するか
2019年9月9日 高齢者人口の増加で心配されているのが認知症の増加です。睡眠時無呼吸症候群がアルツハイマー病の原因の一つではないか、と考えさせる研究論文が発表されています。 Q. 認知症とは何か 認知症とは、脳の変性疾患や脳血管障害によって、記憶や思考などの認知機能の低下...
2019年9月9日
閲覧数:4,580回
No.3 CPAP発明と発展の歴史
2019年9月2日 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、閉塞性無呼吸症候群(OSAS)と中枢性無呼吸症候群(CSAS)に分けられています。呼吸器内科医が治療にあたるのは、大多数が前者であり、その主な治療手段がCPAPと呼ばれる医療機器です。...
2019年9月2日
閲覧数:1,937回
bottom of page