2024年診療報酬改定に伴うお知らせ
2024年の診療報酬改定に伴い多くの項目が変更されました。厚労省の指示に従い、当院でも以下の対応をすることとなりました。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
生活習慣病管理料
2024年6月からの診療報酬改定に伴う厚生労働省の指示により、これまで「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」について「特定疾患管理料」を算定されていた患者さんは「生活習慣病管理料」に移行いたします。今後対象の患者さんには個人に合わせた目標を決めて、血圧や体重・運動に関する具体的な指導内容・検査結果を記載した「療養計画書」を医師が作成し、皆様に署名をしていただくことが必要となりました。
今回の改定により現在当院でCPAP治療を受けながら同時に高血圧、脂質異常症、糖尿病のいずれかの治療を受けている患者さんも新たに対象となるため、窓口での自己負担額が増えることになります。ご負担をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、当院では患者さんの状態に応じ、28日以上の長期の処方を行うこと・リフィル処方箋を発行することが対応可能です。ただし、長期処方やリフィル処方せんの交付が対応可能かどうかは病状に応じて担当医が判断いたします。 何卒、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
医療情報取得加算
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
2024年6月1日より診療報酬改定につき、窓口負担が変更になります。
◇ 初診時
【マイナンバー利用なし・情報同意なし】
医療情報・システム基盤整備体制充実加算1
2024年5月まで 4点
2024年6月から医療情報取得加算1に名称変更 3点
【マイナンバー利用あり・紹介状あり】
医療情報・システム基盤整備体制充実加算2
2024年5月まで 2点
2024年6月から医療情報取得加算2に名称変更 1点
◇ 再診時 (3月に1回)【2024年6月より新設】
【マイナンバー利用なし・情報提供同意なし】
医療情報取得加算3 2点
【マイナンバー利用あり・紹介状あり】
医療情報取得加算4 1点
医療DX推進体制整備加算
医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。
(1)オンライン請求を行っています
(2)オンライン資格確認を行う体制を有しております
(3)電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております
(4)電子処方箋を発行する体制は準備中です
(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです
(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示行っています
一般名処方加算
一部の医薬品について十分な供給が難しい状況になっております。厚生労働省の指示により、薬局において円滑にお薬が受け取れるように、当院では一般名処方も行っております。後発医薬品がある医薬品についてのみ、お薬の商品名に代えて有効成分の名前(一般名)で処方した場合に算定されます。
例)ムコダイン(商品名) → カルボシステイン(一般名)
患者さんのご希望により先発品、商品名で発行することも可能ですが、処方せんが一般名で表記されることによって、調剤薬局で後発医薬品を受け取ることができ、お薬代を安くすることができます。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。